2017年2月 ソーシャルレンディング投資その5 ガイア SBI

結果としてですがソーシャルレンディング投資(再投資)の多い月になりました。資金余裕ができた分を再投資しました。第四弾はガイアファンディングとSBIファンディングです。

ガイアファンディング ダラスレジデンシャルコミュニティファンド

案件スキーム

ダラスにタウンハウスを建設するための仕入れ資金工事資金を募集するファンドです。

ガイアファンディングでは大きく分けて、豪邸を購入してリフォーム売却するための資金ファンドと、数十戸のタウンハウス建設のためのファンドに分かれます。

これはそのうち後者に当たるファンドであり、自分としては日本で言う所の戸建て建売住宅を建設販売するための資金ファンドと、勝手に理解しています。

20億の完成評価額に対して4億円の融資ですから、LTVは20%ほどです。工事の規模にもよりますが、ここまで仕入れ値が低いとはちょっと信じられないため、やや懐疑的にこの数値を見ています。

まあそれでもこれなら大やけどはしないと思っての20万円の投資です。

期間が16か月で金利が10%と条件は魅力的です。

海外投資のリスク

今の所ガイアファンディングでは返済が滞るという事態は起きていません。

にもかかわらず、10%の金利を提供するありがたい業者なのですが、そのリターンの半面にあるリスクが海外投資のリスクです。

ガイアファンディングは海外投資の最大のリスクである、為替リスクを回避できているという意味で、とてもありがたい業者です。

また、投資先が新興国ではなくてアメリカという先進国なのも、カントリーリスク最小化に貢献しています。

しかしながら、それでもリスクはあります。私が思うにガイアファンディングでの海外投資の最大のリスクは、海外での常識に投資家が不慣れなために、案件の詳細を肌感覚で理解しにくい所にあるのではないでしょうか。

この辺りは投資家が自ら理解していかなければならない所でしょう。

SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus 12号

スキーム

SBIの不動産業者を対象にした資金ファンドです。複数の業者への貸し出しを行っていますが、借り手の審査としては…

  • ① 資本金5千万円以上の企業
  • ② 直近6年間の累積貸倒れ件数2件以内かつ、2千万円以内
  • ③ 利息制限法改正に伴う過払金の発生無し
  • ④ 貸金業の業歴7年以上

を満たした相手が対象であり、更に担保評価額の70%を貸出金額の上限にしているので、安全性が高くなっています。

利率が6.5%で期間は12か月。期間は1年ですが、SBIの不動産担保ローン事業者ファンドは、一括返済ではなくて、(おそらく対象物件が売れた都度に)毎月いくらかずつ元本が返ってきていますので、ご注意ください。

今回はリスクとリターンのバランスは取れていると判断しての投資です。

SBI名物サーバーレース

今回も投資をしようと思って、ファンド募集時間に張り付いていたのですが、微妙に電波が弱い所にいたこともあり、結果は惨敗でした。

投資できずに残念に思っていたのですが、ふとサイトを今朝に見ると25万円だけ空きがありました。すぐに投資して何とか間に合ったのですが、こんなキャンセル待ちみたいなのがあるのかとびっくりしました。

SBIはサーバー強化に努めるようですが、需要を供給が上回る現状が続く限りは、もうどうしようもないでしょう。

SBIは、事業者リスクが限界まで低い良い業者だと思うのですが、このサーバーレース(とマイページの使い勝手の悪さ)だけは玉にキズですね。


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