ラッキーバンクに行政処分が出たりmaneoで延滞が出たり

ソーシャルレンディングは有望な投資手段とみて、投資を行ってきましたが、高金利で投資家を集めていたラッキーバンクに行政処分が下り、最大手のmaneoでも延滞が発生しました。

大丈夫なんですかね?

ラッキーバンクに行政処分が下る

証券取引等管理委員会の勧告を受けて、金融庁より処分がおりました。

ラッキーバンク・インベストメント株式会社に対する行政処分について:関東財務局関東財務局

ラッキーバンクの報告

上のリンクが処分する側のプレスリリース、下のリンクが処分される側のプレスリリースです。

処分内容としては、営業停止などはなくて業務改善命令だけです。これは軽い処分ととらえて良いと思います。

期限は4/2ですので、それまでにラッキーバンク側からの何かしらの発表があると思いますので、投資家としてはそれ待ちですね。

投資をしている自分としては、とりあえず3/8の分配がされるのかどうかが気がかりです。

処分内容の軽さもあり、楽観視はしていますが、待つしかできないのが辛い所です。

maneoで延滞案件発生

業界最大手のmaneoで延滞案件が発生しました。

延滞発生のお知らせ

上のリンクがmaneoの報告になります。延滞発生のファンドはいくつかありますが、すべて同じ内容のファンドであり、ラーメンチェーン店の新規出店費用への投資です。

maneoの虎ローンファンド10号

思ったように売り上げが伸びなかったために、8店舗のうち3店舗を閉鎖して、残った店舗の売り上げから今後は返済していくとの事です。

こちらのファンドはそもそもの募集当初から、通常のファンドよりもハイリスクですと明記されています。

またmaneoの報告を読む限りですが、残された店舗からの売り上げを返済に充てていくために、投資したお金は時間がかかっても帰ってくる見込みはありそうです。

貸倒や延滞は歓迎されることではないですが、一定の比率で起きて当然の事です。私はこの案件に投資はしていませんが、まあ仕方ないかなと割り切らないといけないのではないんですかね。

ソーシャルレンディングのリスク

ソーシャルレンディングのリスクは業者リスクと貸倒リスクです。

今回のラッキーバンクは前者、maneoは後者に当たります。

この二つを比べると、やはり断然ダメージが大きいのは前者ですね。業者の選別が超重要という当たり前のことが再確認できたのがラッキーバンク事件です。

またmaneoの方ですが、いつの間にか無意識でソーシャルレンディングで貸倒は起きないと思っていた節があります。

そんな事はない、普通に貸倒は起きるし、そのリスクがあるからミドルリターンがあるんだと再確認できたのが僥倖です。こちらのリスクにも気を付けて投資をしていきたいと思っています。