2017広島カープのドラフトを考える 7

過去に何度かしゃべった2017広島のドラフトについての見解ですが、面白い意見があったので取り上げてみます。

2017 広島カープドラフト

再確認 2017のドラフト結果

広島東洋カープ2017年ドラフト
1位 中村奨成   広陵高校     181cm 78kg 右右 捕手
2位 山口翔    熊本工業高校   180cm 76kg 右右 投手
3位 ケムナブラッド誠 日本文理大学   192cm 90kg 右右 投手
4位 永井敦士   二松学舎大付高校 178cm 91kg 右右 外野手
5位 遠藤淳志   霞ヶ浦高校    186cm 74kg 右右 投手
6位 平岡敬人   中部学院大学   185cm 92kg 右右 投手

育成1位 岡林飛翔 菰野高校    182cm 85kg 右右 投手
育成2位 藤井黎來 大曲工業高校  181cm 85kg 右右 投手
育成3位 佐々木健 小笠高校    189cm 77kg 右右 投手

一位競合で中村をゲットできたので、一般的な評価としては悪くないドラフトと言えます。

迷スカウトの見解

自分が金を出して購入している有料レポートに、ネットスカウト蔵氏のブログが更新されていました。毎年は有料会員でないと読めない、各球団ドラフト評価が今年は何故か無償公開されています。

http://meisukauto.blog113.fc2.com/blog-entry-2677.html
これを見ると大きな部分で私の評価と一致していると思いました。現有戦力の充実を背景に将来に向けての投資をしたドラフトとの意見です。

それはそれでわからなくもないが、ちょっとやりすぎでは…という所まで一致しているのではと思いました。

野球太郎でも右の本格派祭りという表現がされていました。やりすぎなぐらい右投手をかき集めたドラフト(もう少しバランスよく指名できなかったの?)という評価は妥当に思います。

尾形スカウトの意見

そして不足している左投手を取らずに右投手を集めた理由は、現職スカウトの尾形がテレビ番組で語っています。

なぜ左投手を取らないのかという疑問に対して
1 無理して左にこだわる必要はない
2 良い左投手がいないのならば良い右投手を取る
3 そもそも期待できる左腕がいる

との事です。1に関してですが、一位で消えた3投手(東・田島・斎藤)に2位で消えた高橋ぐらいが即戦力の左腕で、それ以外は…という判断だったのでしょう。

2に関しても、ほぼ左腕がいない状態でペナントを連覇したのが、現状の方針を後押しする力になったのでしょう。

3はファンが期待するところです。戸田にW高橋に飯田にオスカル、佐藤に床田に塹江と数はいます。この中から出てくるのを待つしかないということでしょう。

それでもいくらなんでも2018のドラフトでは

左投手を指名するのではと思っています。最も思惑通りに若い左腕が二人ぐらい出てくれば、優先順位は下がります。

それよりも深刻なのは二軍での若い野手、特に二遊間を担う選手の不足です。外野手も永井を3塁手として育てるのならば、不足しているポストです。

上位で左投手と二遊間の高校生を取り、3位以降で左打の外野手の指名はあると思います。固有名詞を上げるのは、あまり意味がないのですが、それでも戯れで名前を挙げるのならば

1位 鈴木 富士大

2位 小園 報徳学園

3位 早野 九州共立大

全体での指名は5人ぐらいかと予想しておきます。

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