2017 12月ソーシャルレンディング投資その1

2017年12月のソーシャルレンディング投資その1maneo編です。今月に投資した案件を投資金額と共に紹介していきます。

【第2弾】ウィンターキャンペーンローンファンド5号

案件スキーム

不動産取得費用を得るためにソーシャルレンディングを利用しています。担保は取得予定のその物件であり場所は京都市内です。取得した物件は転売するものと思われます。

担保の業者買取価格は14億円で、今回の融資額は11億円のためにLTVは78%。十分に安全です。

気になるのはmaneoの関連会社Cがこの担保に根抵当で極度額16億円をつけている点です。根抵当で極度額16億円ということは、要は何度も今後取引する可能性ある相手であり、最大で16億円融資しますよ…という事ですね。

その割にはこの物件の転売先を最終選定先と書いてあるのが気になります。売却先決まってなくて、リファイナンスとかがあるのかなとの不安はチラリとあります。

それでも京都市内で担保不動産あるので、大やけどはしないだろうという判断で元本返還分の50万円と利息の2万円を投資しました。

maneo案件スキーム

いつもの組み合わせ案件

この案件なんですが、maneoのいつものパターンで、担保の優先順位を組み合わせた内容になっています。

総額5,005万円のファンドのうち、2500万が担保順位1位で利率6%、2500万円が担保順位5位で利率8%でセットになっています(あとはおまけの5万円の貸出先もあり)。

ちなみにmaneoの取り分は案件1が3%で案件2が1%です。足すとどちらにせよ借り手が支払っている金利は9%です。maneoの得意技ですが、これ案件を分ける意味って何かあるのでしょうか?

ちょっと迷った投資先

maneoのこの案件に投資するのに、比較して迷ったのはポケットファンディングの大型案件です。

プレミアムウィンターファンド1号【一部不動産担保付】一次募集

利率が9%ですが不動産担保はしっかりと取っていて安全性の高そうな案件です。

投資しなかった理由は2つあり…

一つ目のソースは某大型掲示板ですが、ポケットファンディングが担保率を記載ミスで募集したという話を聞きました。うっかりミスで悪意性は無さそうだけど、金融機関がこういったミスをするのはダメなんじゃないの?というのが1つ。

もう一つはこちらのニュース欄にちらりと書いてある、このファンドの最低成立金額が2億5千万円との記述です。

失礼を言う気はないのですが、今まで数百万円クラスの案件募集にてこづっていたポケットファンディングがこれだけの額を集めるのは難しいと思いました。さらに勘繰るのならば、入金だけさせてファンドは成立せずキャンセルになる、おとり案件では?とも思えます。も1つついでにいうならば、キャッシュバックキャンペーンの最大キャッシュバック金額対象となる30万円が最低投資額になっています。

ファンド成立の見込みがあるのならば、こちらのファンドへも投資はするかもしれません。なお、ポケットファンディングは一度投資申し込みをしたらキャンセルはできないので、投資される方はご注意ください。

maneoへの投資方針

maneoのステータス制度は迷走していますし、この案件にしろ他の案件にしろ、利率的な旨味が低くなってきました。

このファンドに投資した資金も、12/11投資家登録受付開始のプレリートファンドに回そうかを少し悩みました。

今回は貸付実行が明日からと、タイミングもよかったのでこちらに回しましたが、ゴールドランクを維持するためだけに資金をmaneoに置いておくのは無駄に思えます。

プレリートファンドもmaneoの別動隊みたいなもので、業者リスクは同じぐらい低いと思われます。なので、今後はmaneoへの投資額を減らしてプレリートファンドに回すかも知れません。


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