何故にソーシャルレンディング投資を始めたのか
ソーシャルレンディングに私は資金の過半を注ぎ込んでいます。これは考えて決めたというよりも、この3か月ぐらいでの行動でした。自分がソーシャルレンディングにはまった経緯を説明します。
株式投資に感じていた行き詰まり
前提としてですが、私は余裕資金の運用は基本的に株で行っていました。かれこれ15年ほどの運用になりますが、決算書を見たり株価のチャートを見たりする行為は好きな行為でもありました。
ただその好きな行為も管理する銘柄が30を超え始めるとしんどくなってきます。投資資金が1000万を超えたあたりからは、キャピタルゲインよりもインカムゲイン狙いに切り替えて、buy&hold最強説にのっとり、高配当銘柄購入放置が主戦略にいつのまにかなっていました。
2020年以降の不安感
あとは自らの相場観でもありますが、日本経済の行方です。ことに2020年の東京オリンピック後にテーマが無いのでないかという不安と、現状の日銀が株を買いあさっている姿が官製相場にしか見えず距離を置きたかった、具体的には2018年中には株式の占める比率を20%以下にしたかったのです。
きっかけは雑誌の特集
ソーシャルレンディングを知ったのは雑誌の特集でした。正確に言うとSBIソーシャルレンディングは知っていたので、ソーシャルレンディングを有力な投資先として意識したのが雑誌の特集でした。
うのみにしたわけでは無いですが、ミドルリスクミドルリターンでほったらかし投資可というのに惹かれました。
そのあとインターネットで色々と調べました。結論としてGO!と自分の脳内で誰かが囁きました。
ソーシャルレンディングの魅力
ソーシャルレンディング投資の魅力は多岐にわたります。自分の場合ですが株式投資から移行したので、株との比較になりますが、いくつかを述べます。
投資期間が定まっていて短い
ソーシャルレンディング投資の場合は投資期間があらかじめ決まっています。3か月18か月ぐらいまでが主流で、8割程度がこの期間内の投資で、2年を超えるのはまれです。
株式投資で長期投資は持ちっぱなしが理想です。10年20年先にその産業がどうなっているかなんて、誰にもわかりませんが、半年後にそこまで状況は変わっていないという予測は成り立つのではないでしょうか。
例えばパチンコ産業は将来的には斜陽化すると、私は思っていますが、少なくとも半年後に大きくは業界自体は変わっていないと思うので安心して投資できます。
ミドルリスクミドルリターン
株はハイリスクハイリターン、銀行貯金はローリスクローリターンな投資と思われていますが、その隙間を埋めるミドルリスクミドルリターンな投資がソーシャルレンディング投資です。
・
・
こんな紹介をされるのが多いのがソーシャルレンディングです。が、実態としてはどうなんでしょうか。
短期~中期投資なら株はミドルリスクミドルリターン、銀行貯金はノーリスクノーリターン。長期投資なら十分に分散した株式投資はローリスクミドルリターン、銀行貯金はノーリスクマイナスリターン。
ややリスクを甘く見ていますが、私はこんな感じにとらえています。それはさておきですが、株式投資をインカムゲイン狙いに切り替えた時点で、株にハイリターンは求めていません。
優待込みで利回り5%があれば喜んでいたのが株式投資です。それがソーシャルレンディングならば利回り6%越えがいくらでもあります。
私にとっては株よりソーシャルレンディングのほうがリスクが低くリターンが高い投資先だったのです。
投資後はすることなし
株式投資は投資をした後も終わりは無いです。日々変動する株価のチェック、突発的なニュースの確認もですし決算が出たら軽くは目を通します。時間をかけるのが嫌なのが、インカムゲイン狙いに切り替えた理由ですし、ソーシャルレンディングに切り替えた理由です。
投資した後にできる事がないのがソーシャルレンディングです。仮にそこから何かバッドニュースが起きてもできる事はありません。
逆に良い事が起きてもすることはありません。というより大半の場合は、良いニュースも悪いニュースも起きてもわからないです。
投資後に投資家が出来る事が何もないというのが利点なんです。
今後の方針
とりあえず2000万円までは投資額を増やす予定です。その後は株式投資にも少し舵をきりますが2020年までは少なくともソーシャルレンディング中心の投資を続ける予定です。
その後は…さすがにわかりませんが、そのままソーシャルレンディング中心に続けるか、日経ETFでも資金を逃がすかをすると思います。