【ポーリー・プラス キャンペーン】LCセレクトファンド172号に投資しました。
https://www.lclending.jp/apl/fund/detail?fund_id=550
先の記事で少し書いた通り、悩んだんですが結局10%に負けて投資をしました。
特徴のあるファンドですので、再度いくつかに分けて説明します。
REITを出口にしたソーシャルレンディング
この案件は投資家からお金を集めて医療法人の不動産を購入して、それをリースバックで運用するというスタイルと思われる事業会社への融資です。
ここで入手した医療法人の不動産やその他を組み入れて、REITを構成して中長期的に上場したいと言う目標がLCグループにはあるようです。
ただ上場は遠くの目標で、絶対的な規模が小さすぎるので現時点での目標ではありません。
最終的な出口候補の一つがREITというだけであり、このファンドもそのための資金集めの一助です。
将来の目標にむけて、融資ではなくて投資となる返済する必要のないエクイティ資金をLCグループは今後どう集めるのか興味があります。
保証なし保全無し
我々素人的には怖い部分がこれです。ただ、このファンドがこけるとLCグループ全体の評判が下がるわけなので、そのリスクを背負って高金利でお金を集めているわけですから、LCグループには勝算はあるのでしょう。
「担保なしでも貸せる案件ということは安心なのでしょう。
なお、reitへの売却時期は未定との事でしたが、社長のブログの別の記事からの推測ですが、おそらく2018年3月期中の売却を考えていると見込まれます。
ブログ記事中でreitへの売却時期に合わせてファンドの期間を設定しているとの発言があります。このファンドが2018年3月末に満期なのは、それまでに売却する可能性が高いと判断できます。
高利回り
LCレンディングは安定性の高い業者…だけども利率はいまいち…というのが評価でした。それを良い意味で裏切る10%の高利率です。
これを素直にお宝ファンドと読んで良いのかどうかはわかりませんでしたが、結局は高利回りに負け50万投資しました。
まとめてみますが、個人的には高利の理由が分からないのが不安ですが、全般的には不安要素のないファンドだと思います。
総額3億円のファンドなので、まだ募集は続きます(今月いっぱいぐらいかかる?)。投資は自己責任でお願いします。
ソーシャルレンディングの案件を分析する意味
ソーシャルレンディングに投資するにおいては…
A投資をしようと決める→
B数ある投資方法からソーシャルレンディング投資に決める→
C投資する業者を決める→
D投資する案件を決める→
E投資額を決める
大きくこういった流れがあると思いますが、ネット上にはCは多いんですがDに関する情報が不足していると思います。
ただしソーシャルレンディングにおいては匿名組合の壁は高く、情報はあまりでてきません。どこまで分析できているかは不明です。
また、現状は事業者リスクは目立っても、案件のリスクは非常に低いです。 これだけデフォルトが少ない現状だと、何も考えずに一番高利回りの案件に投資し続けるのが最適解なのが現状です。
どこまで案件分析する意味があるのかと少し疑問に思えました。ただ、昨日も今日もお天気だからと言って、晴れている日に将来雨が降る心配をしなくていいわけではありません。
投資する案件を中心にして分析は今後も続けようと思います。
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