クラウドクレジットのペルー小口債務者支援にトラブルあり?
クラウドクレジットより突然メールが来ました。どうやら投資していたペルー小口債務者支援プロジェクトにイレギュラーがあった模様です。結論とすると、クラウドクレジットは少し損をするけど、投資家は損をしないようです。
クラウドクレジットのどのファンドにトラブルが起きたのか
クラウドクレジットのファンドは多数あるように見えますが、いくつかの投資先へのファンドを何度も募集しているために多くなってるだけであり、実質的なファンド数は5個程度です。
その中の一つであるペルー小口債務者支援プロジェクトに、今回イレギュラーな事態が生じたようです。
クラウドクレジットよりのメール
9月からペルー小口債務者支援プロジェクトはファンド不成立になっていたようですが、私がこれを知ったのはクラウドクレジットより直接メールが来てからです。
これがメール本文になりますが、詳細は添付のpdfファイルにあがっていました。要約しますと……
- ペルーの税制変更により、利益が増すと言っていたがこれはクラウドクレジットの誤認識だった。
- 誤認識の原因は”Deductible”という単語を、現地は所得控除の意味で使っていたが、クラウドクレジットが税額控除と認識したからだ。
- 投資家に対して約束を違えた分はクラウドクレジットが負担する方向で監督官庁と協議中。これによって投資家に当初約束した利息をきちんと払える。ただし、あるかもと言っていた利益の上振れはない。
- 販売したタイミングでクラウドクレジットの対応はすこしづつ変わっている。
投資家からすると結局どうなのか
我々投資家からすると、クラウドクレジットがミスをしたけども、そのリスクはクラウドクレジットが引き受けています。損もしていないし得もしていません。
私が投資したのは42号ですが、どうやらクラウドクレジット日本法人が立て替えてくれるようです。
なので心理的には、まあいいかなって思いますが、海外のファンドに投資するには思いもよらないリスクがあるんだなというのは再確認しました。
また、この問題をクラウドクレジットが確認したのは9月だそうです。それからすると反応スピードは早いと私は思いました。また対応も誠実な物だと思います。
クラウドクレジットに関して初心者向けの業者とは思いませんが、良心的な業者だと思います。ポートフォリオを拡大したい方にとってはリスク分散としてふさわしい業者だと思います。この事件を受けても、自分個人のクラウドクレジットへのイメージは変わっていません。
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