クラウドソーシング業界の現状
ちょっとさぼり中ですが、副業として行っているクラウドソーシング業界の現状をメモしてみます。
クラウドワーク業界の現状
インターネットを介して、在宅ワーカーと企業を結び付けるのがクラウドワーク・クラウドソーシングです。
インターネットの発達により可能になった働き方であり、出勤の必要がありませんので地方と都心の差がなく、また隙間時間で働けるために、まとまった時間を取りにくい子育て世代などで需要が増しています。
今後発達する可能性が高い業界なのは間違いない所です。
ちなみに4年前に中小企業庁が予測した2017年の市場規模が1474億円
2年前に矢野経済研究所は1350億円と予測しています。
毎年二けた成長を期待されていたのがわかります。
クラウドソーシングを寡占する二社
以下ライターの分野におけるクラウドソーシングに関してと理解してください。
現状、クラウドソーシングのプラットフォームを提供する業界は大手二社が寡占しています。
二社のうちランサーズを選んだ理由
私自身はクラウドワークスに登録はしていますが、ほぼ何もしていません。ランサーズでばかり仕事をしていますが、ではなぜにランサーズを選んだかというとその理由は…ありません。
最初に登録した方でしているだけで、今更労力を分散した所で手間が増えるだけと考えて今に至っています。ただ最近客観的に見ていると、どうもクラウドワークスの方が案件が豊富で勝ちつつある気がします。
搾取されないために
ただ残念ながらそんなクラウドソーシングの世界ですが、何の保証もない自由業の世界です。かなり厳しい労働条件の案件も飛び込んできます…
直接招待された仕事の一例
クラウドワークスだと週に1~2回、ランサーズだと1月に1~2回仕事の招待が縁なき人から舞い込んできます。
例えばこの前にメールで来た案件ですが、「(アダルト)動画を見て50文字程度のタイトルをつけるお仕事」というのがありました。
動画を早送りでいいから見て、それで内容を要約したタイトルをつけるお仕事ですが、まともにやろうと思うと、早送りして動画を見るのに10分、記事を書いて送信で5分、なれても15分、1時間当たり4件が限界でしょう。
このお仕事の場合は、100件のお仕事をして300円の報酬でした…
1件して300円では無いです、100件で300円です。先ほどの計算だと75時間作業をして300円の報酬です。時給4円のお仕事になります。
何故にこんな案件が来るのか
ランサーズ、クラウドワークス共に案件の下限価格を定めていないから無茶苦茶な低単価の仕事が存在します。
もちろん少しでもわかっている人はこんな仕事を受けませんが、ランサーズやクラウドワークス慣れしていない人は受けかねない案件です。
こういった事例を見ると、まだ未整備な領域であり、もろ手をあげてこの業界の将来が安全とは思えないのが実際です。
これから登録する人へ
それでもクラウドソーシングに様々な可能性があるのは事実です。これからこの世界にチャレンジしようという人は、まずは雰囲気にある程度なれてください。
そのうえで、自分の労働力のダンピングはしないのをお勧めします。あなたの「仕事は単価にかかわらず真面目にしないといけない」という勤労倫理を、逆手に取ろうとする人はいっぱいいます。ご注意をしてください。
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