念願のSBIに100万円投資を行いました
SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド4号
SBIソーシャルレンディングでの不動産がらみのファンドは何種類かがありますが、このファンドは”「土地や建物を取得し、不動産の開発等を行う事業者」向けの貸付事業で運用するファンド”になります。
案件スキーム
内容は少しわかりにくいです。
まず借り手は二人いるように書いていますが、実質的には1人です。
借り手がSBIから11億円を借り入れて、その金で不動産を購入して建物を建築する。
その土地建物は賃貸に出す、若しくは売却する予定。
売却したならそれから元本返済、売却しないなら金融機関から借り入れて返済する…
だいたいこういった絵のようです。
担保に関しては、元から借り手が持っていた土地への質権と取得予定の土地と建設予定の建物への抵当権になります。
質権と未取得未建設と言う事で、数字化しにくいからでしょうか、担保金額及びLTVは明示されていません。
私は好意的に、元から持っていた土地にも質権設定をするので、募集金額11億円を上回った担保価値と判断していますが、根拠は薄弱です。
面白いのは保証として、無関係のはずの工事会社の親会社が連帯保証に名前を連ねています。それなりの規模の工事をする会社の親会社ですから、それなりには保証能力があるのかなと推測しています。
総じて、保全担保は不明朗なのですが、それでもそこまで貧弱でもないと判断しました。あとはSBIという業者への信頼もあります。
今回は100万円の投資です。期間は24か月と長く、その分金利も7%と少しだけお得案件です。
LCセレクトファンド288号
他の業者から引き出した資金で、LCにも追加投資です。
これは以前に投資した案件と同じ案件になります。
延期になったreitに売却予定の、lc版プレリートファンドですね。
現在に私はここの借り手のS社に融資をしていますが、実質的に分散投資にもなっているので、融資かぶりは気にしませんでした。
同時募集されていたLCグループ保証付き案件への応募も考えましたが、最近は安全を取りすぎてそちらへの投資の方が多かったので、今回は利率の高いこちらに投資をしました。
金額は42万円、利率は8%で期間は12か月です。
今回投資したSBIもLCも、経営母体が上場企業であり、最も業者リスクの低いソーシャルレンディング業者です。かんなわもこの2社への投資額は増やしていく予定です。