昨今のラッキーバンクやみんなのクレジットを受けて、私も今後のソーシャルレンディング投資で考える事は増えました。ちょっと今後の方針を残しておきます。
ラッキーバンク事件について
まずはラッキーバンクが行政処分を受けた件ですが、当初は私も狼狽しましたが、二か月近くたち物の見方も変わってきました。
この間、事実として二度の元本返済利息の支払いは滞りなく行われました。結果ですが、現在私の投資額は150万程になっています。
問題の本質
この事件をみんなのクレジットと同一視するのは流石に違いますね。もっとも私は問題発覚当初に呪詛の言葉を吐きましたが、これは自分の不見識さを出しただけです。
ラッキーバンクの場合は親会社へのお手盛り融資になっていた点、非公式なものに過ぎない担保不動産鑑定を表に出したのが問題だと思います。
企業としての内部統治が出来てなかったのが根本原因だと思いますが、改善は可能な範囲ではないでしょうか。
改善はできるのか
ただしそのためには相応の時間(最低でも1年ほど?)が必要であり、その期間を支えるだけの資本、改善を行うだけの人材が必要になってきます。
これらがラッキーバンクにあるのか?という点は非常に怪しく見ています。
ラッキーバンクの経営母体
そのラッキーバンクの経営母体に関しては、ブログにおいて鋭く推理をしているかたがいました。
結論から言うとウイングトラスト社がX社ではないかという事ですが、説得力があります。
ホームページを見る限りでは、虚業ではないにしろ、ちょっと胡散臭いというのが私の第一感です。ラッキーバンクで集めた資金は、ウイングトラスト社の物件仕入れ転売資金になっていたのですかね。
ラッキーバンクに預けた資金は返ってくるのか
まあラッキーバンク社はどうでもいいです。問題は資金が返ってくるかどうかです。
これに関しては私は楽観的に見ています。行政処分の中身を見ても、担保鑑定書に問題があるのではなくて、それを外部に出したのが問題のようです。
要はもし最悪が起きても、担保を処分すれば投資家への返済はできるんじゃないかとみています。
もっともその額は減額されるのはしょうがないでしょうし、それがどれぐらい減額されるのかはわからないです。
ソーシャルレンディングは業者選びが超重要
結論ですが、ラッキーバンク問題(及びみんなのクレジット問題)が教えてくれたのは、ソーシャルレンディングは業者選びが超重要という当たり前すぎる当たり前の事です。
ちょっとその原則を忘れて、私は利率だけを見ていたのも事実です。
なので、今度ですが、信頼できる業者への資金の移動集中を進めていきたいです。
どの業者を信頼するのか
これに関してですが、答えは出ています。
上場会社が最善、それに次ぐ内部管理をしていると推測される業者を次善に置きます。
最善の業者として…
次善の業者として…
この5業者(+1)で75%程度の資金を動かして、残り25%程度で他の業者に資金を預ける予定です。業者選定の理由や、選定しなかった理由はいずれ記事にするかもしれません。
それに伴ってですが、自分が目標としていた実質金利を6%→5%に引き下げます。
ソーシャルレンディング投資においては安全性を第一にして、利回り追求は控えようと思います。